ごあいさつ

私たちは、国連NGO 横浜国際人権センターから2000年に認定され、山梨ブランチとして本部と一緒に山梨県を中心に活動しています。地球の未来を背負っていく子供たちに、大切な命の尊さや人への思いやり、人としてのやさしさを伝えていきたい。それは大人として人間としたあたり前の気持ちです。日々の生活に忙しく、流されてしまいがちなその気持ちを、誰かが行動し伝えなければいけません。

人権移動教室で子供たちから投げかけられる「何かできることがありますか？」「私たちに何かできますか？」という言葉。子どもたちの純真なまなざしにいつも感動し、新たな情熱をもらっています。「ひと」と「ひと」が助け合い、「ひと」と「ひと」が支えあう社会は、お互いが、国や人種、民族や宗教の違いを越えて、認め合い理解することから始まります。そんな人権感覚が地球上に普遍化されれば、愚かな戦争や紛争など起きるはずがありません。横浜国際人権センターの活動が「平和の基礎である人権」として、人権こそが人類の未来と平和のキーワードであることに感銘し、私たちもできることをやってみようと、山梨ブランチを立ち上げました。

私たち一人一人、企業一つ一つが、「ひと」が大切にされる未来にむけて、行動しなくてはいけません。いま、私に、私たちに、「できることから」はじめましょう。私たちも一生懸命がんばっていきます。多くの皆さんが、私たちの活動に賛同し、子供たちの未来、「ひと」が大切にされる未来に向けて考え行動していただけることを願っています。

横浜国際人権センター・山梨ブランチ会長

横山隆史